
架空発注を組織的に行っていたために、査察が入り告発・起訴された事件です。
査察を受けた当初から依頼を受けて弁護活動を行っていましたが、当初は関係者全員が、弁護士に対しても脱税の事実を隠していました。その結果、査察対応方針にブレが生じ、依頼者は全員逮捕されてしまいました。
裁判段階では認めに転じ、修正申告等必要な金額の納税手続きを進めたことで、身柄を解放したうえで裁判を進めることができました。主犯格の依頼者も無事に執行猶予判決をえることができました。
弁護人は、被疑者や被告人とされる方々の絶対的な味方です。その弁護人に事実と異なる情報を与えることは、自分の味方である弁護士の判断を誤らせることに繋がります。ひいては、自分自身に不利益をもたらします。信頼関係を構築しきれなかったことに対する自分への悔しさと、無事に執行猶予を取ることができた安堵感を味わった事件でした。


解決事例
Case
JIN国際刑事法律事務所の解決事例をご紹介しております。

お問い合わせ
Contact
まずはお気軽にご相談ください。
-
メールフォームからお問い合わせ
-
お電話からお問い合わせ
03-6772-3587平日9:00~18:00