闇バイト

「闇バイト」とは、高額な報酬と引き換えに、違法な犯罪行為に加担するアルバイトです。

最近では闇バイトに関する注意喚起がメディアでもなされていますが、未だに闇バイトに手を染めてしまう方、とくに若者が後を絶ちません。

 

SNSやインターネットの掲示板には、「物を受け取るだけの簡単な仕事です」、「〇〇するだけで3万円」などと仕事の詳細を明らかにせずに、高額な報酬の支払いを示唆し、犯罪の実行役を募集しているものがあります。

 

このような甘い誘惑から一度でも闇バイトに応募すると、自分自身や家族などの個人情報を犯行グループに握られ、後戻りしたくても、「家に行く」「家族に危害を加える」「職場に報告する」などと脅され、逮捕されるまで抜け出すことができなくなります。犯行グループは雇った人間を都合よく利用した後、捨て駒として切り捨てるので、逮捕されても助けてくれません。本人を待ち受けているのは、重い刑罰です。

たとえば、闇バイトに応募して、オレオレ詐欺などの、特殊詐欺の受け子をすると、詐欺罪に問われ、法定刑は「10年以下の懲役」です(刑法246条)。詐欺罪に罰金刑はないので、有罪となれば初犯でも、実刑か執行猶予のどちらかとなります。オレオレ詐欺の場合は厳罰化が進んでいますので、大多数のケースで実刑判決が下ることを覚悟しないといけません。

 

もちろん、闇バイトに手を出さないことが一番ですが、もし、闇バイトに手を出してしまった場合や関わってしまった場合、なにかがおかしいと感じた場合は、早めに信頼できる弁護士に相談することをおすすめします。

 

逮捕される前に弁護士に依頼することによって、被害者との示談交渉を早期から行うことができ、事前に事件を解決できる可能性があります。

早めに弁護士に相談しておくことで、警察に自首する際のサポートも可能となりますし、逮捕されてしまった場合でも、示談が成立すれば不起訴処分となる可能性があり、前科がつくことを免れることができます。起訴されて裁判になってしまった場合も、あらゆる弁護活動を尽くすことにより減刑を望めます。

 

闇バイトに関与してしまい、今後逮捕されるのではないかなど、少しでも不安を感じている方は、まずはお電話でご相談ください。

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