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【業務上横領】実刑判決が濃厚な事案だったものの、執行猶予判決を獲得

【業務上横領】実刑判決が濃厚な事案だったものの、執行猶予判決を獲得

会社の資金を管理する立場にあった方が、約5000万円の会社資金を着服してギャンブル等に使ってしまったという業務上横領事件。第一審の公判段階から担当しました。検察官は実刑判決を求めていたものの、被害者側との将来的な金銭支払いに向けた示談契約を成立させ、部分的に支払い実績を作っていきました。このことが判決でも評価され、執行猶予付き判決を獲得することができました。被害金額が5000万円を超える業務上横領事件では、実刑判決となるケースが多いのですが、本件では、弁護人の主張が大幅に受け入れられる結果となりました。


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