依頼者は、自動車運転中に歩行者をはねて死亡させたとして、過失運転致死罪で起訴されました。検察官は、依頼者がスマートフォンでゲームをしながら運転していたために事故を引き起こしたと主張し、極めて悪質な事案であるとして厳しい処分を求めていました。
これに対し、事件現場まで赴いたうえで、実況見分調書やスマートフォンの利用状況などの証拠を詳細に検討し、事故当時の状況を徹底的に分析しました。その結果、依頼者がゲームに没頭しながら運転していたわけではなく、事故の原因は一時的な前方不注視によるものであることを立証しました。
また、依頼者が事故を深く反省し、ご遺族への謝罪や被害弁償に真摯に取り組んでいることについても丁寧に立証しました。
その結果、裁判所は検察官の主張する「ゲームをしながらの危険運転」を認定せず、過失の内容を単なる前方不注視と判断しました。そして、事故後の対応や反省状況なども考慮し、実刑ではなく執行猶予付き判決を言い渡しました。
当事務所では、交通事故事件においても証拠を徹底的に分析し、依頼者に不当に重い評価がなされないよう最善の弁護活動を行っています。
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