我々の依頼者は、組織的に不動産の詐欺を行ったと疑われて5回再逮捕されました。共犯者らの弁護人と方針の違いがあったものの、我々の方で証拠を検討した結果、黙秘を貫き、捜査機関に情報を与えないことで不起訴処分を目指せると判断しました。依頼者の「共謀」を裏付ける証拠が不足しているように思ったからです。
何度も再逮捕されましたが、頻繁に接見を行い、捜査状況を確認したり、依頼者に我々の選択の正しさを伝え続けることで、最後まで黙秘を貫くことができました。
結果的に、共犯者の大半が起訴されましたが、我々の依頼者は5件すべてで不起訴となりました。
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